この記事でわかること
  • 親のスマホ代が高くなりがちな理由
  • 遠距離でも乗り換えを手伝う方法
  • シニアの乗り換えでつまずきやすい点

親のスマホ代は、なぜ高いまま?

長年同じ大手キャリアを使い続け、昔の高いプランのまま——というのは、シニア世代でとてもよくあるケースです。実際にはほとんど通話とLINE、たまに調べもの程度の使い方なら、格安SIMで月2,000円前後に下げられることも多く、見直し余地が大きいのです。乗り換えの基本は格安SIMの見直しも参考になります。

遠距離でも手伝える3つの方法

  1. 帰省のタイミングでまとめて:本人確認や設定が必要なので、帰省時にまとめて手続きするのがいちばん確実です。申込みから初期設定、データ移行までを一度に終えてしまえば、親が一人で操作に迷う場面を減らせます。帰省前に必要書類や乗り換え先の候補を絞っておくと、限られた滞在時間でも進めやすくなります。
  2. オンライン手続きを代わりにサポート:電話やビデオ通話でつなぎながら、申込み画面を一緒に進める方法。事前に必要書類を伝えておくとスムーズです。画面共有アプリで親の画面を見ながら案内できると、口頭だけより格段に伝わりやすくなります。なお、契約名義は本人のままが原則で、家族がどこまで代理で手続きできるかは会社によって異なるため、事前に確認しておくと安心です。
  3. 店舗サポートのある会社を選ぶ:実家の近くに店舗がある格安SIMなら、対面で相談・設定してもらえて安心です。来店予約をしておくと待ち時間が減り、本人確認書類を持って一緒に行ければ、その場で設定まで完了できます。遠方で同行が難しいときは、来店サポートの有無を選ぶ基準のひとつにしておくとよいでしょう。
親子でいくら浮く?
家族の台数を入れて、世帯まるごと試算できます。
固定費シミュレーター

乗り換え前に確認しておく段取り

手伝う前に、まず今の契約内容を親と一緒に確認しておくと、当日があわてずに済みます。最低限おさえておきたいのは次の点です。

  • 今の契約内容:月々の料金、データ量、かけ放題の有無、端末の残債、更新月。これらを把握しておくと、乗り換え先のデータ量や通話オプションを使い方に合わせて選べます。料金はあくまで目安として、過不足のないプランを見立てましょう。
  • MNP(番号そのまま乗り換え):同じ電話番号を引き継ぐには、今の会社でMNP予約番号を取得します。有効期限があるため、申込み直前に取るのが安心です。
  • データ移行とLINEの引き継ぎ:連絡先や写真のバックアップ、LINEのアカウント引き継ぎ設定は、乗り換え前に済ませておきます。LINEは引き継ぎ設定をオンにしておかないとトーク履歴が消えることがあるので要注意です。
  • 初期設定:文字サイズを大きく、迷惑電話・詐欺対策の着信拒否やフィルタリングを設定。あわせて見守り・位置共有アプリを入れておくと、離れていても様子が分かり、家族の安心にもつながります。
チェックリスト代わりに
「今の料金・データ量・更新月」「MNP予約番号」「データとLINEの引き継ぎ」「初期設定」——この4つをメモにして帰省前に共有しておくと、当日の作業がぐっとスムーズになります。

シニアの乗り換えでつまずきやすい点

  • データ量は控えめで十分:自宅Wi-Fiがあれば、月3GB程度で足りることが多い
  • かけ放題の要否:通話が多い親なら、通話定額のある会社を選ぶ
  • キャリアメールの扱い:大手から乗り換えると、これまでのキャリアメールが使えなくなることがある。各種登録に使っている場合は、無料のメールサービスへ事前に切り替えておく
  • 本人確認と暗証番号:手続きには本人確認書類が必要で、契約時の暗証番号を求められる場面も。番号が分からないと進まないことがあるので、事前に確認しておく
  • LINEや既存アプリ:乗り換え後もそのまま使えるが、引き継ぎ設定の確認を
  • サポート体制:困ったときに電話や店舗で聞けるか
覚えておきたいヒント
緊急時の連絡手段は、親の安心にも家族の安心にも直結します。安さだけでなく「つながりやすさ」「サポートのしやすさ」も含めて選びましょう。介護の見守りとあわせて考えると、より安心です。
離れて暮らす親の見守りや相談先については 遠距離介護のはじめ方 もあわせてご覧ください。

まとめ

親のスマホは、使い方に対して料金が高いままのことが多く、見直し効果が大きい固定費です。帰省時やオンラインサポート、店舗のある会社など、遠距離でも手伝う方法はあります。安さに加えて、つながりやすさとサポートも重視して選びましょう。

浮いたお金は、これからの安心のために。あんしんくらしがお手伝いします。